FAGA(女性男性型脱毛症)が発症する理由

FAGA(女性男性型脱毛症)は、AGA(男性型脱毛症)と似ているようで違う症状です。 男性のAGAが前頭部と登頂を中心に脱毛がおきますが、女性のAGAは頭頂部を中心に全体的に薄くなるという脱毛の症状です。また、男性が思春期以降と比較的若い時期から発症が見られるのに比べ、女性の場合は中年以降です。

女性のAGAも、男性と同じく男性ホルモンの影響を受けています。但し、男性と異なり、男性ホルモンが増えるのではなく、女性ホルモンが相対的に減るためです。特に、更年期になると、女性ホルモンの生産量はほぼゼロになります。

「脱毛症と血行について」のところで述べていますが、血行が悪くなると髪の毛は成長が遅くなり、同時に細くなります。血行をよくするには、体温を上げる必要がありますが、昨今、体温の低い方が非常に多いのが見受けられます。(体温が下がっているために、血行が悪くなっている状態。)体温と女性ホルモンとは、一見、関係がないように思われますが、内分泌系中枢にある脳下垂体は、女性ホルモンを含め様々なホルモンの生産の司令塔となっていますが、同時に体温調節中枢にも影響を与えています。(なお、この体温調節中枢は、自律神経からの影響を受けています。自律神経は、血行を左右する血管の収縮・拡張にも影響を与えています。)内分泌系中枢や自律神経を改善することで、体温を上げ、結果的に血行を良くすることが出来ます。

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