目の病気に対する鍼灸の効果
緑内障など目の病気に対し、当院の鍼治療「陳氏針法」の目標効果は、
1.視力の向上、眼圧の降下、網膜の改善、眼球、目の周囲の血流増加、水晶体の濁りの改善、消炎鎮痛作用に対し、目の周りに特殊なツボと独自の手技で最も細い針をほとんど無痛の状態で治療します。5歳から88歳までの患者さんを治療した実績があります。
2.全身の代謝を改善して、蓄積されている老廃物、薬物(サプリ含む)を体外へ排出します、それらのものによって弱っている臓器、肝、胃、腎、肺、脳などを元気に回復するために、特殊なツボの組み合わせを行います。これは豊富な臨床経験で実証されています。
3.自律神経系、ホルモン系、眼圧中枢に効果のあるツボ群でストレスの感じにくい質の良い睡眠をとれるような体に戻します。
4.体温調節中枢、食欲中枢を刺激するツボ群で、水分、糖分の代謝を正常化し、体の冷え、火照りなど体温調節の異常症状を早く解消し、効果を出すことができます。
5.最も大事な免疫系と免疫力・自然治癒力をより早く回復させ、外来のウィルス、食物、空気中や閑居によるアレルギー誘発素因から体を守ります。たとえ、病気になっても、薬なしか最小の薬で自分の体の力で回復させます。その免疫系と免疫力・自然治癒力によく効果のでるツボ群の組み合わせは、党員の臨床技術ですでに確立されているものです。
6.西洋医学の特徴の一つは、手術、薬などで体を破壊して病気を治す侵害療法です。だから、後遺症や副作用は想定内です。中医学、東洋医学の考え方は、病気の起因細胞や病気で傷づいている細胞は、自分の体の一部であり、仲間です。しかも人体の六十兆の細胞の中でいうとほんの一握りにすぎません。元気な細胞、臓器が絶対多数ですから中医学とはその体中に元気の部分をより元気に、病んでいるところを助けにいって、そして全体を回復させます。切ったり、抑えたりする治療法ではなく、温和で効果の持続する治療法が特徴です。
鍼治療の過程で、西洋の薬を利用する場合はありますが、ずっと使用するのはよくありません。併用すると、病気は薬に依存性が生じやすく、鍼の効果は薬の副作用の軽減にとどまるだけという可能性になります。なぜかというと、西洋の薬は病原体を追い詰めて破壊することが目的で、同時によい細胞も破壊する療法です。鍼治療とは、体のよい細胞をより効果良く活動させ、病原体を排除するか発病できない状態にさせるかというのが目的です。西洋の薬の破壊し続ける治療を併用すると、体を回復させる日がされに遠くなるだけなのです。