薬の副作用の調べ方
● 病院でもらった薬の副作用を調べる
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 [http://www.info.pmda.go.jp/]
まず、上記の「独立行政法人 医薬品医療機器総合機構」のホームページを開きます。
右側に「一般の皆様向け」のメニューが並んでいますので、上から3つ目の「医療用医薬品添付文章検索」をクリックします。
「医療用医薬品の添付文書情報(検索ページ)」とあるリンクをクリックします。
「一般名・販売名」を入力する欄に、病院でもらった薬の名前を入力して「検索実行」ボタンをクリックします。
例えば、円形脱毛症でよく処方される「デルモベート」を検索する場合は、「一般名・販売名」の下に「デルモベート」と入力して、「検索実行」ボタンをクリックします。
画面右側に「*デルモベートスカルプローション0.05%」と「デルモベート軟膏0.05%/デルモベートクリーム0.05%」の2件の結果がリンク付きで表示されます。
例えば「*デルモベートスカルプローション0.05%」のリンクをクリックすると、3分割された画面が表示されます。
左側の項目に「副作用」に関する項目がありますので、クリックすると、右側の画面に該当する箇所が表示されます。
「臨床成績」の項目をみると、該当の薬が承認を受けるにあたっての臨床成績が見れます。意外と症例数が少ないものが多く、意外に感じるかもしれません。
● 薬局やドラッグストアで販売されている薬の副作用を調べる
「病院でもらった薬の副作用を調べる」のと同じく右側にある「一般の皆様向け」のメニュー、上から4つ目の「一般用医薬品添付文章検索」をクリックします。
「一般用医薬品の添付文書情報(検索ページ)」とあるリンクをクリックします。
「販売名」を入力する欄に、購入した薬の名前を入力して「検索実行」ボタンをクリックします。
主に「使用上の注意」の項目に、副作用の記述があります。
● 薬には必ず副作用があることを理解して使用すること
どんな薬でも副作用はあります。医薬品の副作用による病院での死亡例のほかにも、薬局でかえる薬でも副作用による死亡例が年間数例あります。
薬は症状を抑えるだけで、病気そのものを治すことは出来ません。そのことを理解したうえで、薬を使用することが大事です。