ビタミンAの過剰摂取と脱毛

薬ではありませんが、ビタミンAの過剰摂取により脱毛症が起こることがあります。ほとんどの場合、食事からの過剰摂取ではなく、サプリメントとしてビタミンAを摂取することにより起こります。ビタミンAの過剰摂取による脱毛は、脱毛の症状以外に、頭痛や吐き気、めまい、全身に倦怠感を覚えるなどの急性症状が起こります。サプリの摂取を中止することで、脱毛が止まります。

参考までに、ビタミンAを多く含む食べ物を記します。鶏の肝、豚の肝、あんこう(肝)、うなぎ、ホタルイカ、牛の肝、フォアグラ、バター、あなご、卵黄、ホイップクリームなどです。100gあたりの含有量が多い(1日の最大摂取量を超える可能性がある)ので、一度に大量に食べないよう注意してください。

万が一、脱毛が起こった場合は、鍼治療で早期の発毛、毛髪の成長促進が可能です。毛が大量に抜けて動転してしまい、薬を使用することで、逆に脱毛が促進されることもあります。急に起こる症状は、わずか数回の鍼治療で改善されることも多くありますので、症状をこじらせたくない、薬の副作用といったリスクをとりたくない、と思われたら鍼治療を一つの選択肢として考えてみてください。

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